【定期テスト】点数の上げ方
学校の定期テストは通知表の評価につながります。
定期テストの点数を上げることは受験で合格するためにとても大切ですよね。
この記事では定期テストの点数の上げ方について紹介していきます。
この記事を読むと
・定期テストの点数の上げ方がわかる
・次の定期テストに向けて準備が出来るようになる
この記事を書いている筆者は
・塾講師歴12年、教室長歴5年の室長です。
・不登校の生徒に授業をして、ほとんど学校に行ってない状態で定期テストで100点を取らせた実績がある
・大手学習塾内で満足度No.1教室を受賞したことがある
目次
1.定期テストの点数の上げ方
1-1 テスト1ヶ月前にすること
1-2 テスト2週間前にすること
1-3 テスト前日にすること
2.定期テストが終わったあとにすること
2-1 見直しの仕方
2-2 過去問の保存
3.まとめ
1.定期テストの点数の上げ方
1.テスト1ヶ月前にすること
テストの点数を上げるために最初にすることは、テスト範囲を予測することです。
塾で学習している人は、教室に保存してある去年のテストの範囲表を確認するのが早いです。
個人でテストの範囲を予測したい場合は、前回のテスト範囲から学校の先生の進度を予測することが大切です。
公立の中学校でも、担当の先生によって授業進度は様々です。
あなたの学校の先生は一回のテストでどのくらいの単元を出題するのかを確認してください。
学校の教科書で大単元として区切られているところはテストの範囲の区切りになりやすいです。
例えば、この中学1年生の数学で一緒に出題される範囲で多いのは「第1章 正の数と負の数」と「第2章 文字と式」です。
同じように、次のテストでは第3章と第4章も一緒に出題されることが多いです。
多くの場合、2期制であれば年間4回の定期テストがあります。
全体をきれいに4等分出来ればいいのですが、そうならない場合もあるので学校の先生の授業進度を確認しましょう。
そしてこの時期は、予習中心の勉強を進めます。
学校のテスト範囲の予測を立てて、学校の授業より少し前の単元を勉強するようにすると、学校の内容がスムーズに理解できます。
定期テストの予習にはこちらの参考書を利用すると理解が進みます。
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予習はテスト2週間前に終わらせます。 テスト2週間前にはテスト範囲の予習が終わってる状態です。 残りの期間がテストの総復習をする期間になります。 2.テスト2週間前にすること定期テスト2週間前になると実際にテスト範囲が配られます。 予測していたテスト範囲と実際のテスト範囲を比べてください。 完全に一緒になることは無いと思うので、範囲の誤差を修正しましょう。 実際のテスト範囲に沿ってここから本格的にテスト対策を始めます。 まずは学習計画を立てましょう。 1日2時間勉強をするとして14日間の学習計画を立てます。 休日は3時間勉強できるとして合計で30時間のテスト対策をします。 主要5科目を勉強するとして1科目6時間の学習時間です。 少ないと感じますか? 1科目にかける時間はそのくらいが妥当です。 大切なことは、この時間は全て復習だということです。 先ほども書きましたが、この時期にはテストの予習はほとんど終わっている状態です。 実際に解く問題は (1)教科書の例題 (2)学校のワーク (3)教科書準拠のテキスト (4)教科書非準拠のテキスト 以上の優先順位です。 教科書の例題は必ず解きましょう。 そのまま定期テストに出題される事があります。 同じように学校でワークの提出が義務付けられている場合は、学校のワークの問題を出来るようにします。 学校のワークの問題も、そのままテストに出題されることがあります。 ここまでの内容を完璧に出来るようになると、定期テストで約70点〜80点を取れます。 学校のテストによっては90点くらい取れる事もあります。 どこまで基本問題を出題するかは学校の先生によります。 逆に教科書準拠のテキストや非準拠のテキストは定期テストで80点から90点以上を取る場合に使用します。 それまでは教科書と学校のワークだけで大丈夫です。 1-3 テスト前日にすることテスト前日は総復習をします。 総復習は「テストに出る単元をまとめて解く」という意味です。 総復習をすることは非常に重要です。 今までは各単元ごとに復習をしてきました。 しかし全ての問題を一緒に出題されると混乱する事があると思います。 そのために総復習をして「出題されたのが何の問題なのか」を 判断する力が必要です。 総復習用の問題は教科書に載っています。 単元ごとの章末にまとめ問題が載っています。 過去問が手に入る人は過去問を解きましょう。 塾に通ってる人は過去問が保存されてる場合もあります。 手に入らない人は準拠テキストを使いましょう。 2.定期テストが終わったあとにすること2-1 見直しの仕方テストが終わったあとに見直しをします。 これは次のテストの対策をするためです。 大切なことは (1)自分の間違えた問題を解き直しする (2)学校の先生のテストの作り方を理解する 以上です。 間違えた問題は解き直しをしましょう。 よく言われることですが「今、あなたに足りないこと」がそこに書かれています。 次に学校の先生のテストの作り方を理解します。 (1)テスト範囲以外から問題は出ましたか? (2)応用問題は出題されましたか? (3)テストの問題量はどのくらいでしたか? この情報は次のテストに活きてきます。 受験と違い、定期テストは学校の先生の特色が出ます。 高校に入学してからもこれは変わらないです。 すくなくとも1年は付き合う先生なので、確認しましょう。 2-2 過去問の保存配られた過去問は保存しておきます。 保存の仕方はデータ化するのが良いです。 場所も取らないですし、管理も簡単です。 受験前に解き直しすることもできます。 ご兄弟のいる方であれば、下のお子さんのテスト対策にも使えます。 |
塾でも過去問は保存しています。
ご自身でテスト対策をする場合は、自分で保存しておいてください。
3.まとめ
テスト対策は1ヶ月前から始めるのが基本です。
テスト前に集中して勉強するよりも時間を分散させて勉強すると
自分に知識として定着しやすいです。
次のテスト対策も考えつつ、学習を進めてください。